統合失調症とは?
1.陽性症状
個人差はありますが妄想からくる幻聴と幻覚です。
本人はそれが現実の世界であり、幻聴や幻覚が現実ではないと認識できません。
非常に疲れてしまいます。
どちらが現実なのか区別がつかなくなります。
やがて不眠になり気分も高揚したり、興奮状態や混乱、パニックになります。
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2.陰性症状
陽性症状の反動が一気にきます。
疲れて無気力になります。
引きこもりはじめます。意欲の低下。食欲もなくなります。
好きだったものも興味がなくなります。
生きることに疲れてしまいます。
ひたすら自分を責めて寝込みます。
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3.回復期
ようやく自分らしい感情が生まれて、正しい判断が出来る時期です。
非常に、デリケートで過敏になるため、ゆっくり休んで身体を休めていなければいけない大事な時期です。
周りに怠けていると思われることもありますが一番デリケートで大事な時期です。
好きなことをして規則正しく徐々にやれるようになります。
ただし、周りの人の理解がなければワガママや怠けているととられて再発する人もいます。油断は禁物です。
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4,安定期
自分で自分を管理したり、常識的な
事が分かるようになります。
昔出来た事も少しずつですが思い出しながら出来るようになる時期です。
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5.寛解
統合失調症では完治したような状態になっていることを寛解といいます。
いつ再発するか?分からない為
統合失調症の方に完治するなどとは言わないのです。
完治したようにみえるくらいのニュアンスです。
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6.予後
その後の、経過などを予後といいます。何もなく経過が順調に良ければ予後が良いと言われます。
反対にその後の経過があまり良くない時や、元気がないなどといった場合は、予後が悪いといいます。
予後とは、安定期が過ぎて3年、5年10年…一生
です。
少しでも、理解していただければ幸いです!
でわ、また。